ロマンスに心酔



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧



───「水飲みな」


「あ、りがと、ござい、ます」


熱い。熱くて仕方がない。

身体中の血液が沸騰したような感覚。


行為後、ベッドでぐったりとするわたしに、せんぱいが冷蔵庫からペットボトルをもってきてくれる。

ゆっくりと起き上がり一口飲むと、少し体温が下がったような気がする。


「⋯⋯からだ、平気?」


「⋯⋯ん」


「ごめん、無理させたかも」


「だい、じょうぶ、です⋯⋯」


声が少し枯れている。恥ずかしい。


「シャワーはあした浴びるか」


「⋯⋯ん、」


正直、今はもうこれ以上動けない。

脱ぎ捨てたTシャツだけ雑に羽織ると、そのまま寝転ぶ。

せんぱいの手を掴み顔に当てると、つめたくて気持ちいい。


「⋯⋯おやすみ」


「おやすみ、なさい」


「頑張ってくれてありがと」


反対の手で頭を撫でられる。

心地よくて、思わずふふ、と笑いながら、ゆっくりと眠りに落ちていった。




END.



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