ワケありニートな年下ワンコを飼いました
昔から、勉強以外のことに時間を割くのが面倒だった。そのせいで家事全般は苦手というか……手際が悪いというか。
そして基本的に不器用だし、壊滅的にセンスがないのよね。だから家具のチョイスも含めて、インテリアはすべてコーディネーターにお任せしていた。
だけど、せっかく素敵な部屋にしてもらったのに、段ボールの山にしてしまって……改めて申し訳ない気持ちになる。
「調理器具が少ないなぁ。無駄なものは多いのに」
ガクくんが段ボールの中身をひとつずつ確認しながら、ブツブツ言っている。
「無駄って……」
「だって、このハンドブレンダーとか、絶対に1回も使っていないでしょ。なんで買ったんですか?」
「スムージーを作ろうと思ったのよ。朝ごはんに、いいかなって」
「で、作ったんですか?」
「……いいえ、一度も」
スムージーを作るのは思ったより手間がかかりそうで、後片付けが面倒くさかった……なんて言ったら、また呆れられそう。
「はぁー、これだから高給取りは。これって、そこそこ値が張るやつじゃないですか。使わないのに、いいメーカーのを買っちゃうんだもんなぁ」
「わ、私は不器用だから、性能がいいものじゃないとダメなのよ」
「でも結局使っていないなら、ただの無駄遣いですよ」
こんな調子でお小言を頂戴しながら、段ボールに眠っていた物を、本来あるべき場所へと置いていった。
そして基本的に不器用だし、壊滅的にセンスがないのよね。だから家具のチョイスも含めて、インテリアはすべてコーディネーターにお任せしていた。
だけど、せっかく素敵な部屋にしてもらったのに、段ボールの山にしてしまって……改めて申し訳ない気持ちになる。
「調理器具が少ないなぁ。無駄なものは多いのに」
ガクくんが段ボールの中身をひとつずつ確認しながら、ブツブツ言っている。
「無駄って……」
「だって、このハンドブレンダーとか、絶対に1回も使っていないでしょ。なんで買ったんですか?」
「スムージーを作ろうと思ったのよ。朝ごはんに、いいかなって」
「で、作ったんですか?」
「……いいえ、一度も」
スムージーを作るのは思ったより手間がかかりそうで、後片付けが面倒くさかった……なんて言ったら、また呆れられそう。
「はぁー、これだから高給取りは。これって、そこそこ値が張るやつじゃないですか。使わないのに、いいメーカーのを買っちゃうんだもんなぁ」
「わ、私は不器用だから、性能がいいものじゃないとダメなのよ」
「でも結局使っていないなら、ただの無駄遣いですよ」
こんな調子でお小言を頂戴しながら、段ボールに眠っていた物を、本来あるべき場所へと置いていった。