ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「よーし! とりあえず、キッチンとリビングダイニングは終了!」
パンパンと手を叩いて、満足げに頷くガクくん。彼がテキパキと動いてくれるから、あっという間に片付いてしまった。
「結局、ハンドブレンダーも置いておくの?」
「彩女さんだと宝の持ち腐れでしょうけど、僕は使いますから」
やっぱりガクくんって、結構毒舌っぽい。それなのにまったく不快にならないのは、私が甘すぎるから?
だけど、かわいいんだもん。ペットという言葉がしっくりきてしまうくらい、無条件に愛でたくなってしまう。
「さて、次は……と思ったけど。もう夕方だし、今日の晩ごはんのことも考えなくちゃ」
「あ、で、でも食材が」
「……なにもない」
止める間もなく冷蔵庫を開けたガクくんが、呆然とする。
立派なキッチンに見合う大きめの冷蔵庫に入っているのは、飲みかけのワインボトルと豆乳とチーズのみ。調理できるような食材は、一切なかった。
「もぉー。こんなに立派な冷蔵庫があるのに、もったいない! 買いに行きましょう」
「え、いまから?」
「そりゃあ、そうでしょう。ごはんが作れないじゃないですか」
「だけど、今日はもう疲れちゃったし……デリバリーにしない?」
体力と気力が、若いガクくんとは全然違うのよ……と、心の中で嘆いてみる。
するとヘトヘトの私を見て、ガクくんが吹き出した。ああ、この笑顔が毎日見られたら、癒されるだろうな。
パンパンと手を叩いて、満足げに頷くガクくん。彼がテキパキと動いてくれるから、あっという間に片付いてしまった。
「結局、ハンドブレンダーも置いておくの?」
「彩女さんだと宝の持ち腐れでしょうけど、僕は使いますから」
やっぱりガクくんって、結構毒舌っぽい。それなのにまったく不快にならないのは、私が甘すぎるから?
だけど、かわいいんだもん。ペットという言葉がしっくりきてしまうくらい、無条件に愛でたくなってしまう。
「さて、次は……と思ったけど。もう夕方だし、今日の晩ごはんのことも考えなくちゃ」
「あ、で、でも食材が」
「……なにもない」
止める間もなく冷蔵庫を開けたガクくんが、呆然とする。
立派なキッチンに見合う大きめの冷蔵庫に入っているのは、飲みかけのワインボトルと豆乳とチーズのみ。調理できるような食材は、一切なかった。
「もぉー。こんなに立派な冷蔵庫があるのに、もったいない! 買いに行きましょう」
「え、いまから?」
「そりゃあ、そうでしょう。ごはんが作れないじゃないですか」
「だけど、今日はもう疲れちゃったし……デリバリーにしない?」
体力と気力が、若いガクくんとは全然違うのよ……と、心の中で嘆いてみる。
するとヘトヘトの私を見て、ガクくんが吹き出した。ああ、この笑顔が毎日見られたら、癒されるだろうな。