冷血悪魔な社長は愛しの契約妻を誰にも譲らない
その後、スタッフの誘導に従ってエントランスホールの奥へ向かった。
セレモニーが始まり、優陽が言っていたようにプレザントリゾートの創設に携わった社長ふたりが壇上へ現れたのだけれど。
「……嘘」
ひとりは非常にオーラのある背の高い男性。優しげな雰囲気の人で、素直に好感が持てる。
問題はその隣に立つ男性だ。
どこか冷たい空気を漂わせた、氷のような鋭さを抱く人。
八年前、大学一年生だった頃に交際していた――そして将来を共にするのだと信じて疑わなかった人にあまりにもよく似ている。
そんなまさか。そう思うと同時に、彼ならばここにいてもおかしくないと思った。
セレモニーが始まり、優陽が言っていたようにプレザントリゾートの創設に携わった社長ふたりが壇上へ現れたのだけれど。
「……嘘」
ひとりは非常にオーラのある背の高い男性。優しげな雰囲気の人で、素直に好感が持てる。
問題はその隣に立つ男性だ。
どこか冷たい空気を漂わせた、氷のような鋭さを抱く人。
八年前、大学一年生だった頃に交際していた――そして将来を共にするのだと信じて疑わなかった人にあまりにもよく似ている。
そんなまさか。そう思うと同時に、彼ならばここにいてもおかしくないと思った。