誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
家に帰ると、美来がソファに座って、クッションを抱えながら、怖々と映画を見ていた。
「美来、ただいま」
「キャッ!・・・せ、先生、お帰りなさい」
「怖がりなのに、そんな映画観て・・・」
美来が観ていたのは、ゾンビ系の映画だった。
「凄く面白かったって聞いたから。でも、映画館では怖くて、観に行けなかったの」
「クッション抱えながらだもんな」
「だって、怖いんですもん。足とかビクッて動いちゃいます」
怖がりながら、真剣に訴えるその姿に、今まで味わったことの無い、感情が湧き上がる。
もしかして・・・これが愛おしいという感情か?
「先生は怖くないですか?」
「生物的にあり得ないからな」
「・・・先生、面白くない」
頬を膨らませて、テレビを消していた。
「面白く無くて、結構だ」
あしらうように答えると、
「分かりました。夕食はもう作ってますから、後は自分で温めて下さい」
ふんっ、とそっぽを向いて、部屋に戻ろうとした。
「悪かった。さっきの言葉は撤回するよ」
「嫌です・・・でも、続きを一緒に観てくれたら、許します」
腕組みをする美来は、拗ねているというより、懇願してるようだった。
「本当は一人で観るのが怖いんだろ?」
「ち、違います!」
「そう言う事にしとくよ。食事が終わってからな」
「はいっ、じゃあ、準備しますね」
鼻歌交じりで、夕食を温めてくれる美来を見ると、心が安らぐ。
緊張した日々のなか、美来との何気ない会話が、唯一癒やされる。
取り繕うことなく、自然体でいられる自分。
他人に、こんな自分を見せることが出来るのは、同期くらいだ。
まして、女性になんて・・・あり得ない。
晴海さんが言っていたのは、このことか・・・
美来は、俺にとって、特別な存在。
俺の・・・可愛い妹として・・・
「美来、ただいま」
「キャッ!・・・せ、先生、お帰りなさい」
「怖がりなのに、そんな映画観て・・・」
美来が観ていたのは、ゾンビ系の映画だった。
「凄く面白かったって聞いたから。でも、映画館では怖くて、観に行けなかったの」
「クッション抱えながらだもんな」
「だって、怖いんですもん。足とかビクッて動いちゃいます」
怖がりながら、真剣に訴えるその姿に、今まで味わったことの無い、感情が湧き上がる。
もしかして・・・これが愛おしいという感情か?
「先生は怖くないですか?」
「生物的にあり得ないからな」
「・・・先生、面白くない」
頬を膨らませて、テレビを消していた。
「面白く無くて、結構だ」
あしらうように答えると、
「分かりました。夕食はもう作ってますから、後は自分で温めて下さい」
ふんっ、とそっぽを向いて、部屋に戻ろうとした。
「悪かった。さっきの言葉は撤回するよ」
「嫌です・・・でも、続きを一緒に観てくれたら、許します」
腕組みをする美来は、拗ねているというより、懇願してるようだった。
「本当は一人で観るのが怖いんだろ?」
「ち、違います!」
「そう言う事にしとくよ。食事が終わってからな」
「はいっ、じゃあ、準備しますね」
鼻歌交じりで、夕食を温めてくれる美来を見ると、心が安らぐ。
緊張した日々のなか、美来との何気ない会話が、唯一癒やされる。
取り繕うことなく、自然体でいられる自分。
他人に、こんな自分を見せることが出来るのは、同期くらいだ。
まして、女性になんて・・・あり得ない。
晴海さんが言っていたのは、このことか・・・
美来は、俺にとって、特別な存在。
俺の・・・可愛い妹として・・・