誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
「黒のラップスカート風のパンツと、白のトップスでいいかぁ・・・」
「私、こういうカッコいい系は全く似合わないので」
「そんなことないよ。着てみたら?」
「でも・・・勝手に着たら、責任者の人に怒られますよ?」
「内緒だよ?気に入った物は、僕がプレゼントするから大丈夫」
「こんな高価な物・・・」
「いいから、着てみて」
背中を押されて、試着室に入って、着替えた。

「どうでしょうか?」
「やっぱり、僕の目に狂いはない。美来ちゃんって化けるね。こっち座って」
奥の化粧品コーナーに座ると、慣れた手つきで化粧と、髪を纏めて、凄く大人っぽくなった。
「おかしくないですか?」
「思った通りだね。僕、可愛い子が化けるとゾクゾクする。久々だよ、女の子にときめくよ」
「あの・・・松木さん?」
「ねぇ、本当に、僕の彼女にならない?僕は女心を理解出来るよ。堅物天真には勿体ない」
「そういう冗談は・・・止めてください」
「冗談?冗談で、親友の彼女を口説かないよ。殴られる覚悟だしね」

綺麗に澄んだ目に見つめられると、吸い込まれそう。
男女問わず、彼に惹かれるのが分かる・・・
男性とも女性とも言えない、神秘的な魅力がある。

どうしよう・・・天真先生の親友に、こんなこと言われるなんて。
親友・・・ん?もしかして・・・
私・・・試されてる?
親友の彼女が、あっさり他の男の人についていかないか・・・
そうだよね。そうじゃないと、松木さんみたいな人に、相手にされるはずがない。
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