御曹司は幼馴染を溺愛して蕩けさせたい
奏翔は返事もせず黙って布団をめくるとさっきみたいに腕枕をして抱きしめてくれる。
「寝ろ」
ぽんぽんと撫でながら。
言葉はぶっきらぼうだが声や私に触れる手は優しい。
私はクスッと笑うと目を閉じた。
しばらく黙っていると、私よりも先に奏翔は寝てしまったようだ。
そっと目を開けて奏翔をチラッと見る。
至近距離でちゃんとみた奏翔の顔は毛穴なんて見えないくらい綺麗な肌をしている。
まつ毛も長い。
自然な綺麗な眉に、男性らしい骨格で鼻も綺麗だ。
ぶっきらぼうな言葉を放つ唇は薄めで真一文字に閉じている。
シャープなフェイスラインに長い首。
そこに喉仏が出ていてやっぱり奏翔は男性そのものなんだと感じる。