BG様の一途な愛情
7
触れるようなキスから、貪るようなキスに変わっていく。息つく暇もないくらいに、お互いを求め合うようなキスが続いた後、紘太は麻里亜の体を抱き上げてシンクの縁に座らせた。
すると二人の間にあった三十センチの身長差が一気に縮まり、麻里亜の腕が容易に紘太の首に回され一気に密着度が高くなる。
紘太の舌が麻里亜の砦を越えようと攻め立てると、あまりの気持ちよさにあっという間に堕ちてしまった。初めは遠慮がちに絡み合っていた舌だが、徐々に激しさを増し、二人の激しい息遣いと舌が絡み合う音、そして麻里亜の甘い声だけがキッチンに響き渡る。
「……あぁ、マズイ……。こんなつもりじゃなかったんだけどな……」
キスの合間に紘太の苦しそうな声が聞こえたと思った途端、麻里亜は足に触れる硬いモノの存在に気付き、思わず顔が真っ赤になってしまう。それに気付いた紘太が、言い訳をするかのように挙動不審になる。
「だ、大丈夫! 今日はしないって決めてるから……」
しかし麻里亜は紘太の首にしがみつき、耳元でそっと囁いた。
「は、初めてなの! だからちょっと不安だけど……でも大丈夫だからーー」
「ちょっと待って。麻里亜ちゃん、前に彼氏いたはずだよね?」
驚いたように話す紘太に対し、麻里亜はコクンと小さく頷いた。
「……しないで別れたの。三ヶ月くらいしか付き合ってないし」
「じゃあ尚更勢いでしたらダメだよ。また今度ーー」
「勢いでいい! ずっと紘太くんのことを想ってたんだよ……次がちゃんと来るかもわからないのに、もう待つなんて嫌なの……」
苦しかった日々が頭に蘇り、泣きそうになるのをグッと堪えていると、紘太の指が麻里亜の唇をなぞってから軽くキスをする。
「それ、絶対他の男に言ったらダメだよ。待てないなんて言葉、男を喜ばせるだけだから」
「……紘太くんは喜んでいるように見えない」
「必死に我慢してるんだよ……でも麻里亜ちゃんがそのつもりなら、もう我慢するのはやめる」
紘太は麻里亜を抱き上げると、先ほどまで寝ていたベッドにそっと下ろし、それから着ていたカーディガン、白いシャツを放り投げると、麻里亜を押し倒して上から覆い被さる。
鍛え上げられた筋肉質な体の美しさに麻里亜がうっとりと見惚れていると、再び唇を塞がれる。彼の指がTシャツの裾をたくし上げて中へ入り込んだかと思うと、ブラジャーの上から胸を揉みしだくので、恥ずかしさと気持ち良さの間で頭が混乱し始める。
そんな中、紘太の指が器用にブラジャーのホックを外し、胸の頂をつまんだ瞬間、気持ち良さが勝って腰が浮いてしまった。
すると二人の間にあった三十センチの身長差が一気に縮まり、麻里亜の腕が容易に紘太の首に回され一気に密着度が高くなる。
紘太の舌が麻里亜の砦を越えようと攻め立てると、あまりの気持ちよさにあっという間に堕ちてしまった。初めは遠慮がちに絡み合っていた舌だが、徐々に激しさを増し、二人の激しい息遣いと舌が絡み合う音、そして麻里亜の甘い声だけがキッチンに響き渡る。
「……あぁ、マズイ……。こんなつもりじゃなかったんだけどな……」
キスの合間に紘太の苦しそうな声が聞こえたと思った途端、麻里亜は足に触れる硬いモノの存在に気付き、思わず顔が真っ赤になってしまう。それに気付いた紘太が、言い訳をするかのように挙動不審になる。
「だ、大丈夫! 今日はしないって決めてるから……」
しかし麻里亜は紘太の首にしがみつき、耳元でそっと囁いた。
「は、初めてなの! だからちょっと不安だけど……でも大丈夫だからーー」
「ちょっと待って。麻里亜ちゃん、前に彼氏いたはずだよね?」
驚いたように話す紘太に対し、麻里亜はコクンと小さく頷いた。
「……しないで別れたの。三ヶ月くらいしか付き合ってないし」
「じゃあ尚更勢いでしたらダメだよ。また今度ーー」
「勢いでいい! ずっと紘太くんのことを想ってたんだよ……次がちゃんと来るかもわからないのに、もう待つなんて嫌なの……」
苦しかった日々が頭に蘇り、泣きそうになるのをグッと堪えていると、紘太の指が麻里亜の唇をなぞってから軽くキスをする。
「それ、絶対他の男に言ったらダメだよ。待てないなんて言葉、男を喜ばせるだけだから」
「……紘太くんは喜んでいるように見えない」
「必死に我慢してるんだよ……でも麻里亜ちゃんがそのつもりなら、もう我慢するのはやめる」
紘太は麻里亜を抱き上げると、先ほどまで寝ていたベッドにそっと下ろし、それから着ていたカーディガン、白いシャツを放り投げると、麻里亜を押し倒して上から覆い被さる。
鍛え上げられた筋肉質な体の美しさに麻里亜がうっとりと見惚れていると、再び唇を塞がれる。彼の指がTシャツの裾をたくし上げて中へ入り込んだかと思うと、ブラジャーの上から胸を揉みしだくので、恥ずかしさと気持ち良さの間で頭が混乱し始める。
そんな中、紘太の指が器用にブラジャーのホックを外し、胸の頂をつまんだ瞬間、気持ち良さが勝って腰が浮いてしまった。