仮面を被った私たち
「…………結局何が言いたいわけ?」
「今は一条グループが出して成り立っている状態だ
そのうち、寄付金がなくても成り立つようにする
今後、二度と何か問題が起こったとしても見てみぬふりをされないように変える
もう雅は教師なんて信じられないかもしれないが…………変えようとしてるんだ
だから…………もう一回だけ信じて欲しい」
「…………変わらないよ、あの学校は
そう簡単には学校なんて変わらない………人も変わらないよ
実際、誰が仕切ってるのか知らないけど無理でしょ」
「仕切ってる奴にも期待していないと?」
「する訳ないでしょ
するだけ時間の無駄
それに…………クラスに戻っても気まずいだけだよ
お父さんのことはテレビでも報道されて…………隠し事ばっかしている私に………良い子の仮面を被っていた私に居場所なんかない」