もう一度
「好きって……」

目を合わせると、ぼぼっと顔がほてる感覚がする。

「友達じゃない、特別な意味で、佐竹くんが好き。」

「何回でも言う。天川が好きだ。」

その言葉を聞いて体中が熱くなる。嬉しい。

「わたしも、サッカーの話をしてくれたり、助けてくれたり、そんな佐竹くんが好きだよ!」

言った…。言えた!
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