もう一度
佐竹くんはそれから顔を離した。
「図書委員って、どうやるの?」
へ?
「俺ずっと部活でこれてなかったんだよ。教えてくれ。」
確かに、今は5月。1年生のときは違う委員会だったのかも。
「は、はい。パソコンを付けて、名簿のバーコードをよみとるだけ…です。」
ばくばくと心臓が波打っている。
忘れてますように…忘れてますように……!
「わかった。ありがと。」
ほっ、多分忘れてる…よね。
威圧感が同じ中2とは思えない。
怖かった!!!
この雰囲気に耐えられなくなって、席を立った。
そのまま本の整理をした。
もくもくと本棚に本を並べていく。
気づけばもう三十分経っていて、直さなければならない本はなくなっていた。
「図書委員って、どうやるの?」
へ?
「俺ずっと部活でこれてなかったんだよ。教えてくれ。」
確かに、今は5月。1年生のときは違う委員会だったのかも。
「は、はい。パソコンを付けて、名簿のバーコードをよみとるだけ…です。」
ばくばくと心臓が波打っている。
忘れてますように…忘れてますように……!
「わかった。ありがと。」
ほっ、多分忘れてる…よね。
威圧感が同じ中2とは思えない。
怖かった!!!
この雰囲気に耐えられなくなって、席を立った。
そのまま本の整理をした。
もくもくと本棚に本を並べていく。
気づけばもう三十分経っていて、直さなければならない本はなくなっていた。