熱の城
鈴木主任は、鞄から三つのファイルを取り出し、わたしの目の前のテーブルに並べて言った。
「一つ目が、今仕掛けている企画モノ、一応目を通しておいて? 資料作ってもらう事もあるから」
「はい」
「二つ目が、今度仕掛ける為の企画と販促リスト、次回の一課のミーティングでGOが出たら営業会議で発表するから、プレゼン用のデーター作りと、備品・資料作成を頼みたい」
「はい」
「三つ目が、企画部と合同で進めているイベント企画、まだまだ具体的じゃないから、資料集めをお願いすると思う」
「はい」
「この三件で頼む仕事は優先、手が空いたら、今までやっていたファイルの作業をお願いします」
「はい!」
渡された資料を見ながら、わたしは、ドキドキしっぱなしだった。