神殺しのクロノスタシス〜外伝集〜
…翌日。

「よーし!治ったぁぁ!」

シルナ、全快。

「良かったな、シルナ…」

「まったく、人騒がせな男です」

と、イレース。

の、横で。

「僕の薬草のお陰だね」

「ネギのお陰でもあるよねー」

得意げな令月とすぐりである。

まぁ、お前達も頑張ってくれたよ…。…色々とな。

「よし!それじゃあ今朝は快気祝いに…生徒みんなにチョコケーキを配ろう!」

…なんか、治った途端にとんでもないことを言ってる。

朝からチョコケーキ…!?

「それから、五年生のみんなに、改めておやつを配らなきゃね!今度こそ一緒に食べよう!」

そう言ってシルナは、何処に隠していたのか。

チョコビスケットやら、チョコマカロンやら、チョコクッキーサンドやらを大量に取り出し始めた。

…もうすっかり、本調子、って感じだな。

それを見てイレースは、苛立たしげに、

「…ちっ。もう一回熱でも出したら良いんです」

「ま、まぁまぁ…」

元気になったんだから、これで良しとしようぜ。
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