尚美~最後のレディース
それから数日後。
私達は英二達を呼びつけ、単車のナンバーを一度外してもらい、金属ステーで自由に上げ下げが出来る様にしてもらった。
「はい、完了。
400円になります」
「…なに、その冗談か本気か分からない微妙な金額」
英二はステ上げが終わると、ポケットからタバコを取り出しながら言った。
「そういやさ、
昨日、学校で悠里ちゃんと玲奈ちゃんに話しかけられたぞ」
「誰それ」
「受験の時、お前ら喋ってたじゃん」
「……。」
英二にそう言われ、私と真弓は顔を見合わせ、嫌そうな顔をした。