尚美~最後のレディース







私達は今日、灯火の先輩達の所へ行き、正式にチームに入る。





場所は七海さんの母親が営むスナックを少しの間だけ借り、集合時間は夜の7時だった。









「あ、原付免許の問題集も買わねえと」









ふと、真弓が思い出した様に口にした。








「原付?

中免取るのに何でわざわざ」



「え、取らねえよ、面倒くさいし。

別にいらねえじゃん、暴走族なんだし」



「いや、何も朝から晩まで暴走する訳じゃねえだろ…」



「じゃあ、尚美が取る時に一緒に取る」



「もったいねえな、お前せっかく4月生まれなのに」



「いいよ別に、今すぐ単車買う訳でもねえし」



「ふうん、

私はすぐに買うけど。


箱乗りで流しに出るの恥ずかしいし」



「何乗るの?」



「…う〜ん、まだ決めてない」



「じゃあ単車の雑誌も買ってこうよ」



「うん」







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