尚美~最後のレディース
そして、
灯火の先輩達との待ち合わせの30分前となり、私達は高い位置で束ねたお揃いのポニーテールをし、
真弓は赤いルージュ、私はノワール(黒)の口紅を塗り、
ジーンズには似合わないヒールの高い靴を履いて真弓の家を出た。
「よし、行くか」
そう言って歩き出すと、真弓が溜め息を吐いた。
「はあ…緊張する」
「大丈夫だって。
別にあんたは嫌われてないから」
「…いや、嫌われてるだろ。
私が灯火に入ったら、一番可愛いし…」
「…あっそ」