尚美~最後のレディース
四角いテーブルの左右に2人ずつに別れて座る、牧村さんのタメの、私を嫌う一個上の4人の先輩達。
その真ん中の、壁際に在るソファーに座る、2個上の先輩達が2人。
向かって左側。
灯火7代目総長、灰原七海。
売りの仲介や薬など、あまり良い噂の聞かない冷酷で危ない目つきをした金髪の女。
隣に座るのは、7代目といつも一緒に行動する相方、麗子さん。
「美和。
カウンターの中から、菊乃寒梅と杯2つ、取ってこい」
「はい」
七海さんがそう言うと、左側のイスに座っていた1個上の先輩が立ち上がり、店のカウンターの方から日本酒と杯を持ってきて、テーブルの上に置いた。