華の咲きかた
京介の姿を目で追う優香を横目で見ていたら、なんだか急に、聞いてみたくなった。
「…ねえ、優香、
つまんない事、聞いてもいい…?」
「……?
はい、何ですか?」
「京介の…どこが好き?」
「……。」
優香が急に黙り込むから、
なんとなく私も下を向いて返事を待った。
「一途で…
優しくて…
いざという時に、格好良いところ…かな」
下を向いていたから分からなかったけど、
この時、優香は、
どんな顔をしてたんだろ。