華の咲きかた








それから数日後。




この日は流しが有り、私と綾は少し早めに集合場所の河川敷に着き、


みんなが揃うまで先輩達や他のチームの人達と話をして時間を潰していた。







「うう〜さみい。

綾、カイロねえの?」







他のチームの人の車の中で待機していた夏美さんが、私達の所に来た。







「無いっすよー。

なんか急に冷え込みましたね、今日」



「ダメだ…寒いのだけは苦手なんだよな、私。


達也達に来る途中、買って来てもらうかな…」



「夏美さんも人間だったんすね」



「…あ?」







綾と夏美さんがじゃれ合っていると、その間に兄貴や京介達が到着した。







「あーあ、バカ綾のせいで頼めなかったじゃねえか。


罰としてお前買って来い」



「ええ…特攻服着てるのにウロウロ出来ませんよ…」








< 127 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop