華の咲きかた
「先輩〜、
この前の密着24時、録画してない?」
家に戻ると、いつの間にか拓真の部屋にまた遊びに来だしていた京介が、
私の部屋に入って来た。
「録画したよ、
七夕暴走の時のやつだろ。
あんたとFX微妙に映ってたよ」
「まじ? 見せてよ」
この頃になると、
何も意識せずに、前みたいに自然に京介の目を見て話せる様に戻っていた。
「あー、映った映った。
先輩達も映ってるじゃん」
「つーか綾さ、
キョロキョロ後ろ振り返りすぎだろ。
写真撮られまくり」
「あははは、
だって気になんだもん。
スカーフで顔隠してるから大丈夫だろ」