華の咲きかた
「どうせ京介達の事だろ。
その前にさ、
私に一つ聞かせてよ」
「…なんですか?」
「前さ、花見の時に言った事、覚えてる?
京介の事。
ちゃんと見てみなって言ったやつ」
「はい、覚えてます。
ちゃんと…見てみました」
「で、どうだった?」
テーブルに頬杖を付き、
ニヤケながら私にそう聞くマドカさん。
多分、答える必要も無く分かってはいるのだろうけど、
一応、答えた。
「いや…なんか…
好きみたいですね…私。
あははは…」
マドカさんは照れる私の顔を見てニコッと微笑んだ。
「そっか。
それで、相談って?」