華の咲きかた







天井を見上げていた私は、

ふいに横目でマドカさんを見た。








マドカさんはベッドの下に敷いた布団に入り、私に背中を向け、自分の右腕を枕にして横になっていた。







「美咲が優しいのなんてさ、

みんな知ってるんだよ」



「私が…優しい?」




「うん。



私も…京介も…優香も‥‥

みんな、知ってる」








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