華の咲きかた
「先輩が喜ぶならさ、
なんでもしてあげたいって思ったから、ズルズル優香とこんな事になっちゃったけど、
やっぱり、こんなんじゃダメな気がして」
「…うん、そうだね」
先輩達がこの噴水を好きな理由が、今なら分かる気がする。
夏の匂いと水の音は、凄く心地良くて、
私の心を素直にさせる。
「この夜が明けたら、
優香と終わりにするからさ。
ここに来てよ。
先輩に好きって言うから」
素直に…させる。
「…私も…
この夜が明けたら‥‥
京介に好きって伝える‥‥」