人生 ラン♪ラン♪ラン♪ ~妻と奏でるラヴソング~ 【新編集版】
う~ん……、
今夜もわたしはパソコンの前で頭を抱えていた。
昨日と違って『支社長の喜怒哀楽日記』という文字が画面に表示されていたが、といって何かが浮かんでくるわけではなかった。
タイトルが決まればすぐに言葉が湧き出してくるわけはないのだ。
何か手掛かりが欲しかったので、〈日記〉という文字から連想することを思い描いたが、小学1年生の域を抜けなかった。
〈朝ご飯を食べて、会社へ行って、仕事をして、昼ご飯を食べて、仕事が終わったら家に帰って、風呂に入って、晩ご飯を食べて寝ました〉ではエッセイにはならない。
止めた。
日記という文字からの連想では無理だ。
しかしそこで諦めるわけにはいかないので、〈喜怒哀楽〉という文字からの連想を試みた。
すると、今日一日の出来事が浮かんできた。
午前中、取引先から嬉しい電話をいただいた。
担当する営業マンの丁寧な対応に感激したと言っていただいた。
社員が褒められると本当に嬉しい。
これは〈喜〉
では〈怒〉は? と考えると、午後の会議のことが思い浮かんできた。
居眠りしている社員をみんなの前で叱ってしまったのだが、場所を移して1対1で叱った方がよかったかもしれない。
反省も込めて、これは自分に対する〈怒〉
それから……、
そうだ、昼過ぎに悲しい報告を受けた。
闘病中だった社員の父親の容態が急変して、今日突然亡くなられたということだった。
打ちひしがれた社員に掛ける言葉が見つからなかった。
切なくなって胸が詰まった。
これは〈哀〉
それと……、
そうそう、異業種交流会の事務局から次回の合宿が和歌山県になったと連絡があった。
和歌山県はまだ一度も行ったことがないので楽しみだ。
これは〈楽〉
こうして考えると、一日の中に喜怒哀楽が結構あることに気がついた。
しかし、こんなレベルの話をメルマガで発信するわけにはいかない。
発信するからには自己中心的な喜怒哀楽ではなく、読者の共感を得られる喜怒哀楽でなくてはならない。
それには練習が必要だ。
最初はレベルの低いものになるかもしれないが、毎日入力していけば上達していくに違いない。
そう思うと少し心が軽くなったので、「明日からよろしくね」とパソコンに呟いて画面を閉じた。
今夜もわたしはパソコンの前で頭を抱えていた。
昨日と違って『支社長の喜怒哀楽日記』という文字が画面に表示されていたが、といって何かが浮かんでくるわけではなかった。
タイトルが決まればすぐに言葉が湧き出してくるわけはないのだ。
何か手掛かりが欲しかったので、〈日記〉という文字から連想することを思い描いたが、小学1年生の域を抜けなかった。
〈朝ご飯を食べて、会社へ行って、仕事をして、昼ご飯を食べて、仕事が終わったら家に帰って、風呂に入って、晩ご飯を食べて寝ました〉ではエッセイにはならない。
止めた。
日記という文字からの連想では無理だ。
しかしそこで諦めるわけにはいかないので、〈喜怒哀楽〉という文字からの連想を試みた。
すると、今日一日の出来事が浮かんできた。
午前中、取引先から嬉しい電話をいただいた。
担当する営業マンの丁寧な対応に感激したと言っていただいた。
社員が褒められると本当に嬉しい。
これは〈喜〉
では〈怒〉は? と考えると、午後の会議のことが思い浮かんできた。
居眠りしている社員をみんなの前で叱ってしまったのだが、場所を移して1対1で叱った方がよかったかもしれない。
反省も込めて、これは自分に対する〈怒〉
それから……、
そうだ、昼過ぎに悲しい報告を受けた。
闘病中だった社員の父親の容態が急変して、今日突然亡くなられたということだった。
打ちひしがれた社員に掛ける言葉が見つからなかった。
切なくなって胸が詰まった。
これは〈哀〉
それと……、
そうそう、異業種交流会の事務局から次回の合宿が和歌山県になったと連絡があった。
和歌山県はまだ一度も行ったことがないので楽しみだ。
これは〈楽〉
こうして考えると、一日の中に喜怒哀楽が結構あることに気がついた。
しかし、こんなレベルの話をメルマガで発信するわけにはいかない。
発信するからには自己中心的な喜怒哀楽ではなく、読者の共感を得られる喜怒哀楽でなくてはならない。
それには練習が必要だ。
最初はレベルの低いものになるかもしれないが、毎日入力していけば上達していくに違いない。
そう思うと少し心が軽くなったので、「明日からよろしくね」とパソコンに呟いて画面を閉じた。