北帝連―Taiju×shinobu編
「これ全部サバけだって。
悪光浪士の先輩らが」
「なにこれ、ドカン?(変形学生ズボン)」
「1本5000円。今週中だって」
「4本もあんじゃん。
最悪~。めんどくせえなぁ」
中3になった俺は、同級生の星野と松本という不良友達と行動する様になっていた。
無論、あれから部活はおろか、学校にもほとんど顔をだしていない。
「大樹どうする、買う?」
「うわ、なにこれ。ワタリ何センチあんの?」
「50って言ってた」
「片足に一人ずつ入るじゃん。
ホッシーも入ってみ」
「あ、入れた。じゃあ俺と大樹で1本。
マッチャンが1本」
「お前らチャック1個でどう過ごすんだよ」
不良だけあってバカな奴らだけど、野球部の事で自暴自棄になっていた時、そのバカさに色々と救われた。
多分、こいつらが居なかったら俺はもっと暗い人間になっていただろう。