北帝連―Taiju×shinobu編
「この前の先輩たち、なんか凄いですね。
特に咲希さん?でしたっけ」
駐車場の縁石に座り、俺はマミさんと並んでアイスを食べた。
「はい、凄いです。尊敬しています」
「たしか、あの人達もバスケ部なんですよね」
「はい。小学校の頃からずっと一緒です」
「へえ‥‥」
この時、俺は気づいた。
マミさんとの会話は話を広げるのが難しい事に。
「そ‥そういえば、マミさんって誰にでも敬語なんですか?」
「いえ、そんな事もありませんが」
「なら敬語やめて下さいよ、オレ後輩ですし」
「‥タメ口の方がいい?」
「ウワーッ!破壊力ヤバっ!!
可愛すぎて心臓が持たないので、ヤッパけっこうです!!」
この人が変わり者で良かった。
そうでなければ、絶対に男が放っておかない。
「大樹少年も、野球やってましたよね。
卒業後も、学校の前を通った時など、たまに見かけてましたよ」
「え、ホントすか?なんか恥ずかしいな‥」
「忍少年が投げて、大樹少年が取る。
野球には、他のスポーツには無い特別な信頼関係があるのだろうなあと感じていました」
「‥‥‥‥」