御曹司たちの溺愛レベル上昇中
「おお小柳……響のデリカシーの無さに笑えてきたか」
「何でそうなるんです?絶対違うでしょ」
「お前の心ない言葉でも笑って許す。小柳が優しくて良かったな、響。お前モテないだろ」
「おあいにくさま、モテますよ割りと。……颯くんとは違って」
「最後なんつった?聞こえてんだよっこのデリカシーなさ男!」
「はぁ!?」
あらら始まってしまった……
昨日と今日でしかこのやり取り見てないけど、見てる側としては、面白いんだよね。
「よいしょ」
わたしは階段に座りながら、二人の様子を見つめた。
***
帰ってすぐ、わたしは夕食の準備にとりかかった。隣には約束通り響くんがいて、手伝ってくれた二人に何が食べたいかと聞いたら"オムライス"とかえってきた。
昨日のカレーはすでになくて、気持ち多めに作ったんだけどやっぱり男の子。
減る量が違うんだなぁ。
そして今日サラダ作りと野菜を切るのは、響くん。
炒めから完成までがわたし、という分担になった。
わけだけど……