『世界一の物語』 ~人生を成功に導くサクセス・ファンタジー~
 こんなことが……、
 なんにも知らなかった。
 いや、知ろうともしなかった。
 狭い世界でしか生きていなかった。
 自分のことしか考えてこなかった。
 なんてわたしは……、
 銀紙に額をつけて肩を震わせた。
 すると銀神の声が耳に届いた。
「世界に目を向けるのじゃ。そなたの使命を果たすのじゃ」
 ハッとして、その姿を探した。
 しかし、どこにもいなかった。
 そして、その声は二度と聞くことができなかった。
 わたしの使命って何?
「教えて! 何をすればいいの!」
 泣き叫んだ瞬間、目が覚めた。


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