リベンジ溺愛婚~冷徹御曹司は再会した幼馴染を離さない~
美紅は心配しているけれど涼成くんに限って不倫は絶対にないと思う。女性よりも仕事に命をかけているような人だから。
それにもし万が一、涼成くんが私以外の女性と関係を持ったとしてもそれは不倫にはならない。彼が本当に好きな人と出会えただけのことだ。
そのとき、私はどうすればいいのだろう。
契約結婚は終わり。離婚ということだろうか。
そう思った瞬間、胸がずきりと痛んだ。
しつこく迫られて断り切れずに結んだ婚姻関係だったはずなのに。
いつの間にか涼成くんとこのまま一緒にいたいと思っている自分に気づいてしまった。
その日の仕事終わり。
夕食と翌日の朝食に使う食材を買うためスーパーマーケットに立ち寄った。
食パンがもうないことに気づいて購入しようとしたが、そういえば涼成くんがパンを買ってきてくれることを思い出してやめる。それを明日の朝食にしよう。
彼のおすすめをリクエストしたがどんなパンを買ってきてくれるのか楽しみだ。
今日は帰宅が早いと言っていたので、もしかすると夕食も同じ時間に食べられるかもしれない。
パンを買ってきてくれるお礼にいつもよりも奮発して夕食を作ろう。
急きょメニューを変えて、足りない食材を買い物カゴに入れた。