悪事通報アプリ
☆☆☆
それから花乃とふたりで学校へ向かっていると、途中で晴希が歩いてくるのが見えた。
私と花乃は思わず立ち止まってその姿を見つめてしまった。
スマホを見ながら歩いていた晴希はこちらに気がついていないから、偶然バッタリ出くわしただけだろう。
だけど前方から歩いてくる人にぶつかりそうになった晴希が顔をあげた。
同時に視線がぶつかるのがわかった。
「どうしよう花乃、バレた」
小声で言うと、花乃が私の手を握りしめてきた。
「大丈夫だよ」
と、小声で帰される。
それでも動くことができなくて立ち止まっていると、晴希が大股でこちらに近づいてきた。
明らかに私を目標としているみたいだ。
背中に汗が流れて落ち着きがなくなってくる。
すぐに逃げ出したい気持ちを押し込めてジッと晴希を見つめた。
と、そのときだった。
「あんたたち、なに突っ立ってんの?」
そんな声が後ろから聞こえてきて息を呑んで振り向いた。
振り向かなくても声でわかったけえれど、そこにいたのは蒼なのだ。
蒼は怪訝そうな顔で私と花乃を見つめている。
それから花乃とふたりで学校へ向かっていると、途中で晴希が歩いてくるのが見えた。
私と花乃は思わず立ち止まってその姿を見つめてしまった。
スマホを見ながら歩いていた晴希はこちらに気がついていないから、偶然バッタリ出くわしただけだろう。
だけど前方から歩いてくる人にぶつかりそうになった晴希が顔をあげた。
同時に視線がぶつかるのがわかった。
「どうしよう花乃、バレた」
小声で言うと、花乃が私の手を握りしめてきた。
「大丈夫だよ」
と、小声で帰される。
それでも動くことができなくて立ち止まっていると、晴希が大股でこちらに近づいてきた。
明らかに私を目標としているみたいだ。
背中に汗が流れて落ち着きがなくなってくる。
すぐに逃げ出したい気持ちを押し込めてジッと晴希を見つめた。
と、そのときだった。
「あんたたち、なに突っ立ってんの?」
そんな声が後ろから聞こえてきて息を呑んで振り向いた。
振り向かなくても声でわかったけえれど、そこにいたのは蒼なのだ。
蒼は怪訝そうな顔で私と花乃を見つめている。