神殺しのクロノスタシス1
その夜。
俺はジュリスと共に、外に出て食事をしに行った。
ジュリス行き付けのダイニングバーで、ジュリスに色々お酒を薦められた。
の、だが…。俺はあまり酒に強くない体質だったらしく、ほとんど飲めなかった。
料理は美味しかったんだけど。
と言うかジュリスが強過ぎる。
「全く…。こんなに酒に弱いとは。それならそうと言えよ。飲まない店に連れてったのに」
「ジュリスがこんなに強いとも思ってなかったからな」
俺の五倍は飲んでるのに、元気一杯だぞ。
どうやったらそんな体質になれるんだ。
羨ましい。
「じゃあ、今度は飲まない店に連れていくよ」
「そりゃどうも…。その前に仕事が待ってるけどな」
「あぁ…確かにな」
まずは、『青薔薇連合会』に依頼された仕事を片付けなくては。
ルルシーさんの方はともかく、あっちのルレイアさんの方は…間に合わなかったら、何されるか分からないぞ。
何をされてもおかしくなさそうだから怖い。
あんな物騒な鎌を発注するくらいなんだから…。
…すると。
「…なぁ、サナキ」
「うん?」
「変なこと聞いて良いか?」
…変なこと?
「何?」
聞かれて答えられることなら…何でも。
「…お前、何でここにいるんだ?」
突然の、ジュリスの問いかけに。
俺は質問の意図を図りかねて、返答に困ってしまった。
俺はジュリスと共に、外に出て食事をしに行った。
ジュリス行き付けのダイニングバーで、ジュリスに色々お酒を薦められた。
の、だが…。俺はあまり酒に強くない体質だったらしく、ほとんど飲めなかった。
料理は美味しかったんだけど。
と言うかジュリスが強過ぎる。
「全く…。こんなに酒に弱いとは。それならそうと言えよ。飲まない店に連れてったのに」
「ジュリスがこんなに強いとも思ってなかったからな」
俺の五倍は飲んでるのに、元気一杯だぞ。
どうやったらそんな体質になれるんだ。
羨ましい。
「じゃあ、今度は飲まない店に連れていくよ」
「そりゃどうも…。その前に仕事が待ってるけどな」
「あぁ…確かにな」
まずは、『青薔薇連合会』に依頼された仕事を片付けなくては。
ルルシーさんの方はともかく、あっちのルレイアさんの方は…間に合わなかったら、何されるか分からないぞ。
何をされてもおかしくなさそうだから怖い。
あんな物騒な鎌を発注するくらいなんだから…。
…すると。
「…なぁ、サナキ」
「うん?」
「変なこと聞いて良いか?」
…変なこと?
「何?」
聞かれて答えられることなら…何でも。
「…お前、何でここにいるんだ?」
突然の、ジュリスの問いかけに。
俺は質問の意図を図りかねて、返答に困ってしまった。