神殺しのクロノスタシス1
…ところで。
僕の特技は、なんと言っても探索魔法である。
炎魔法や、時魔法のような花形の魔法と比べると、大変地味だし、補助的な魔法だ。
そんなものが得意だなんて、僕は入学当初、クラスメイトと比べて少し恥ずかしかったものだ。
だが、イーニシュフェルト魔導学院の生徒は、皆優しかった。
僕を馬鹿にしたり、蔑んだりすることはなかった。
むしろ、珍しい魔法故に、自分にも教えてくれとせがんでくる生徒が何人もいた。
また、模擬戦の授業でも、僕は重宝された。
何せ、チームに僕がいれば、敵の位置が筒抜けになるものだから、策略も戦略も必要ない。
僕の敵に回ったチームは、最早隠れることも逃げ回ることも諦めてしまう始末。
これじゃあ授業にならないと、僕がいるチームにハンデをつけないかという意見まで出たくらいだ。
学院を卒業してからも、僕の魔法は重宝された。
地味で、直接的な攻撃力に欠ける僕の魔法を、シュニィさんは蔑ろにしなかった。
それどころか、聖魔騎士団魔導部隊の大事な戦力として扱ってくれた。
今回も、『禁忌の黒魔導書』探索の要として、僕の魔法を頼ってくれた。
僕には、直接敵と戦う力は、ほとんどないと言って良い。
それなのに、魔導部隊の皆は、僕を頼りにしてくれた。
僕を対等に扱ってくれた。
こんなに居心地の良い場所は、他にない。
ずっと探し求めていた、僕の居場所。
それを与えてくれたのは、他でもないシルナ・エインリー学院長だ。
だから。
僕の特技は、なんと言っても探索魔法である。
炎魔法や、時魔法のような花形の魔法と比べると、大変地味だし、補助的な魔法だ。
そんなものが得意だなんて、僕は入学当初、クラスメイトと比べて少し恥ずかしかったものだ。
だが、イーニシュフェルト魔導学院の生徒は、皆優しかった。
僕を馬鹿にしたり、蔑んだりすることはなかった。
むしろ、珍しい魔法故に、自分にも教えてくれとせがんでくる生徒が何人もいた。
また、模擬戦の授業でも、僕は重宝された。
何せ、チームに僕がいれば、敵の位置が筒抜けになるものだから、策略も戦略も必要ない。
僕の敵に回ったチームは、最早隠れることも逃げ回ることも諦めてしまう始末。
これじゃあ授業にならないと、僕がいるチームにハンデをつけないかという意見まで出たくらいだ。
学院を卒業してからも、僕の魔法は重宝された。
地味で、直接的な攻撃力に欠ける僕の魔法を、シュニィさんは蔑ろにしなかった。
それどころか、聖魔騎士団魔導部隊の大事な戦力として扱ってくれた。
今回も、『禁忌の黒魔導書』探索の要として、僕の魔法を頼ってくれた。
僕には、直接敵と戦う力は、ほとんどないと言って良い。
それなのに、魔導部隊の皆は、僕を頼りにしてくれた。
僕を対等に扱ってくれた。
こんなに居心地の良い場所は、他にない。
ずっと探し求めていた、僕の居場所。
それを与えてくれたのは、他でもないシルナ・エインリー学院長だ。
だから。