甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
もっと君と近づきたい
翌日。
スマホには、時哉さんからのメッセージ。
「奏葉、昨日はごめん。埋め合わせしたいから、また一緒に出かけさせて」
そのメッセージを見るだけで、昨日の時哉さんの言葉を思い出す。
「俺にはもっと素直になって。どれだけずる賢くなってもいいから、奏葉が言葉を我慢する方が嫌。……それと次会った時、告白するから」
告白されたら、私はどう答えるのだろう?
時哉さんの告白に私はすぐに返事が出来るのだろうか?
でも、時哉さんのことが好きじゃないはずもなくて……いや、本当はもう自分の気持ちは分かっている。
だから……
「時哉さん。明日、空いていますか?」
勇気を出して、そう送ったのに。時哉さんはすぐに「大丈夫」と返してくれたのに。
私はその約束を破ることになる。
スマホには、時哉さんからのメッセージ。
「奏葉、昨日はごめん。埋め合わせしたいから、また一緒に出かけさせて」
そのメッセージを見るだけで、昨日の時哉さんの言葉を思い出す。
「俺にはもっと素直になって。どれだけずる賢くなってもいいから、奏葉が言葉を我慢する方が嫌。……それと次会った時、告白するから」
告白されたら、私はどう答えるのだろう?
時哉さんの告白に私はすぐに返事が出来るのだろうか?
でも、時哉さんのことが好きじゃないはずもなくて……いや、本当はもう自分の気持ちは分かっている。
だから……
「時哉さん。明日、空いていますか?」
勇気を出して、そう送ったのに。時哉さんはすぐに「大丈夫」と返してくれたのに。
私はその約束を破ることになる。