エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「僕は由莉愛があなたを許せば僕も許します。僕の中では由莉愛の決定がすべてですから」

自分の正直な言葉だ。

「そりゃそうだろう。由莉愛。許してくれとは言わないが、どうか幸せになってくれ」

ひたすら謝りたおすつもりらしい。

「お父さん。大げさすぎ。今から嫁ぐ娘でもないのだから。とにかくもういいです。今後しないでくれたらそれで。でも研究室はどうするの?誰を後継に…」

「長谷川は技術者としては優れていたが…あんな男だとは…。まぁまた今から見つけるよ。まだわたしはバリバリの現役だからね」

「そうですか。話は変わりますけどあのわたしから提案なんですが…」

由莉愛がおもむろにいいはじめた。
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