エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「ほうっ。なかなかいいもの持ってるねぇ。今まで髪染めたことない?」

「はい」

ここからは根岸さんと由莉愛ちゃんの感性の問題なので口は挟まない。
俺は後ろにあったソファに座って、スマホをゆったりと見ていた。

フランス語の勉強も続けなきゃなんねーし。

チラチラと由莉愛ちゃんをチェックしていた。根岸さんの後は姉がやってきて、メイクを施している。
メイクの仕方も伝授しているらしい。
剃刀で眉と産毛もそってくれている。


「拓。完成だよ。見てあげて」

ゆっくりと由莉愛ちゃんの方へ行く。

少し表情は硬い。
けど…
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