君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
「花音」
「なに?」
「君を抱きたい」
「えっ__」
彼女の手からするりと花瓶が滑り落ちる。
__ガシャーンッ……!!
大きな音が鳴った。
割れた花瓶と薔薇の花が地面に散らばる。
「あっ……」
慌てながら、地面に散らばった花瓶を拾おうとする花音。
「危ないから、素手で触っちゃダメだ」
僕は椅子から立ち上がると、同じようにかがみ込み、薔薇の花を拾う。
「箒と塵取りはある?」
「う、うん……」
「あとは僕がやるから、花音はこの薔薇を水につけてあげて」
薔薇の花を渡すと、収納ラックから箒と塵取りを取り出し床を履く。
横目で花音を見ると、かなり動揺している様子だった。
(……いきなりあんなことを言えば、そうなるか)
割れた花瓶を片付け終わると、彼女も薔薇の花を陳列棚に並べ終わったところだった。
「さっき言ったことだけど」
そう言うと、彼女の肩がビクッと跳ねた。
「……ダメ、かな……?」
真っ白な肌が、ぽわっとピンク色に染まっていく。
俯く彼女をじっと見つめる。
ドクンッドクンッと、彼女の胸の高鳴りが聞こえる。すごい速さで心臓が動いている。
こんなにも、彼女は僕にときめいてくれているのか。
覚悟を決めた彼女が僕を見た。
「……いいよ」
そう言うと、彼女はそそくさとバックヤードに消えていった。
(耳まで赤かったな)
「ふう……」
(__あれ……)
彼女の足音が聞こえなくなって気づいた。
「そんな……僕が……?」
この胸の高鳴りが、自分の中から聞こえているものだと。
「なに?」
「君を抱きたい」
「えっ__」
彼女の手からするりと花瓶が滑り落ちる。
__ガシャーンッ……!!
大きな音が鳴った。
割れた花瓶と薔薇の花が地面に散らばる。
「あっ……」
慌てながら、地面に散らばった花瓶を拾おうとする花音。
「危ないから、素手で触っちゃダメだ」
僕は椅子から立ち上がると、同じようにかがみ込み、薔薇の花を拾う。
「箒と塵取りはある?」
「う、うん……」
「あとは僕がやるから、花音はこの薔薇を水につけてあげて」
薔薇の花を渡すと、収納ラックから箒と塵取りを取り出し床を履く。
横目で花音を見ると、かなり動揺している様子だった。
(……いきなりあんなことを言えば、そうなるか)
割れた花瓶を片付け終わると、彼女も薔薇の花を陳列棚に並べ終わったところだった。
「さっき言ったことだけど」
そう言うと、彼女の肩がビクッと跳ねた。
「……ダメ、かな……?」
真っ白な肌が、ぽわっとピンク色に染まっていく。
俯く彼女をじっと見つめる。
ドクンッドクンッと、彼女の胸の高鳴りが聞こえる。すごい速さで心臓が動いている。
こんなにも、彼女は僕にときめいてくれているのか。
覚悟を決めた彼女が僕を見た。
「……いいよ」
そう言うと、彼女はそそくさとバックヤードに消えていった。
(耳まで赤かったな)
「ふう……」
(__あれ……)
彼女の足音が聞こえなくなって気づいた。
「そんな……僕が……?」
この胸の高鳴りが、自分の中から聞こえているものだと。