二人で紡ぐLOVE STORY
「臣吾くん!」

臣吾が受けていた講義室の前で待っていると、臣吾が出てきた。
駆け寄り、微笑み見上げた睦月。

臣吾も、嬉しそうに笑った。

「睦月、帰ろう!」

「うん!」

指を絡めて手を繋ぎ、歩き出した。

「臣吾くん、帰ったら話したいことがあるの。
大切な話!」

「うん、わかった!」


自宅に帰り、ラグの上に向かい合って座る。

「あのね…!」

「うん、なーに?」

「私、臣吾くんこと大好きだよ!」

「//////何これ、睦月が可愛いんだけど!」

「光仁くんに聞いたの。
臣吾くんの、とっても苦しかった過去」

「え……」

「ごめんね、勝手なことして…」

「………ううん…」

「臣吾くんが、どんな思いで生きてきたかわからない。
でも……“これから”私が臣吾くんを幸せにしたい…!」

「睦月…//////
うん、ありがとう!」

「だからね……」

「うん」

「大学卒業して、お互いに就職して落ち着いたら………
“結婚しよう……!”」

「……//////」

「孤独だった臣吾くんに私が“変わらない愛情をあげたい!”」

臣吾がクシャッと自身の髪の毛をかき上げ、握りしめた。
そして「それ、ズルいよ……」と呟いた。

睦月を強く抱き締める。
睦月も背中に腕を回し、抱き締め返した。

「ありがとう!睦月!
これ以上ない、幸せだよ……!」

「うん!」


それから……抱き合っている、二人。

「んん…っ…臣吾く……」

「もっともっとさせて?」

「も…だめぇ…//////」

指を絡めて手を握り、これ以上ないくらいに繋がっている。

離せない。
離したくない。

「睦月、好き、好き、大好きだよ…!」



臣吾は今まで生きてきて、初めて本当の幸せを感じていた。

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