神殺しのクロノスタシス2
…そんなこんなで。
シルナオオカマキリの、長い一日が終わった。
「どうもー、お邪魔します」
「あ、令月君…」
放課後になると、令月が光の速さで学院長室にやって来た。
特別補習の為である。
「えーと…。今日は何しよっか…。えー…。二年生二学期の範囲でも…」
シルナは、ごそごそと補習の準備を始めた。
いつもならすぐ始められるよう、用意しておくのだが。
如何せん今日は、カマキリやってたからな。
もう今日は、令月でお腹いっぱい。
すると。
「ねぇ羽久さん」
「ん?」
「僕今日、ずっとカマキリに見られてたけど」
…。
「上手く出来てる?僕」
…カマキリに見られてたこと、知ってたのか。
…まぁ、気づかない訳がないよな。
令月の観察眼で。
多分、道中遭遇したイレースとナジュにも、バレてたんじゃないかな。
バレてた上で投げられたり、生き埋めにされたのかもしれない。
投げるのはまだしも、生き埋めは残酷過ぎるだろ。
「僕、上手く出来るように頑張ってるつもりなんだけど、上手く出来てた?」
「…あぁ。お前は頑張ってたよ」
ぐしゃぐしゃと、髪をかき回すように撫でてやった。
頑張り方が、ちょっと人と違うってだけで。
ちゃんと出来てるから。大丈夫。
「…でも鉛筆は使えよ」
毎日墨磨るって、お前。
「え?いや、書き心地が悪くて…」
「…あ、そう…」
まぁ、無理強いはしないけどさ。
シルナオオカマキリの、長い一日が終わった。
「どうもー、お邪魔します」
「あ、令月君…」
放課後になると、令月が光の速さで学院長室にやって来た。
特別補習の為である。
「えーと…。今日は何しよっか…。えー…。二年生二学期の範囲でも…」
シルナは、ごそごそと補習の準備を始めた。
いつもならすぐ始められるよう、用意しておくのだが。
如何せん今日は、カマキリやってたからな。
もう今日は、令月でお腹いっぱい。
すると。
「ねぇ羽久さん」
「ん?」
「僕今日、ずっとカマキリに見られてたけど」
…。
「上手く出来てる?僕」
…カマキリに見られてたこと、知ってたのか。
…まぁ、気づかない訳がないよな。
令月の観察眼で。
多分、道中遭遇したイレースとナジュにも、バレてたんじゃないかな。
バレてた上で投げられたり、生き埋めにされたのかもしれない。
投げるのはまだしも、生き埋めは残酷過ぎるだろ。
「僕、上手く出来るように頑張ってるつもりなんだけど、上手く出来てた?」
「…あぁ。お前は頑張ってたよ」
ぐしゃぐしゃと、髪をかき回すように撫でてやった。
頑張り方が、ちょっと人と違うってだけで。
ちゃんと出来てるから。大丈夫。
「…でも鉛筆は使えよ」
毎日墨磨るって、お前。
「え?いや、書き心地が悪くて…」
「…あ、そう…」
まぁ、無理強いはしないけどさ。