花隠し


「血なんてそのうち止まるよ。守助は先に寝ていて」


「いえ。俺も起きてます」


「明日も学校でしょ」


「姉さんだってそうでしょう」


「私はお姉ちゃんだからいーの」


「意味がわかりませんな」



気づけばぴったりと半身を寄せられて守助の体温が移る。



2本の腕に包まれると、互いの息遣いがすぐそばで交わった。


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