バッカスの女神様の裏話(蘊蓄がもれちゃいます)
修道士たちは薬効にも気が付いていた。

ビールにはちみつやアニスなど薬用植物を入れて、消化促進剤としても使っていた。

確かにビールは利尿作用があるのは、飲むとわかる。
宴会で、しょっちゅうトイレに行く男、いるもんね。

しかぁし・・・ここで蘊蓄を見つけたのだ!!
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212P
男性の性欲を抑える良い薬剤であった。

というのも、ホップの花は男性の性欲を抑制する作用があるからだ。

その花のなかのある種の物質がエストロゲン(女性ホルモンの一種)に近い作用がもっており、それは男性の肉欲を鎮めるが、一方で

ビールをしたたかに飲む人の場合は、肉体の女性化をまねくといわれている。
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おおっと、そっちの下ネタ効果もあったのにゃ?
男性ばっかりの集団生活・・・

男性ホルモン優位だとギスギスするし、闘争的になり、喧嘩も多くなる。
そんな問題もビールは改善してくれのかにゃ。

筋肉質ではなく、ぽっちゃり皮下脂肪優位の体形にもなったのだろうがね。

ちなみにホップを調べると、鎮静、不眠、イライラを鎮める、雑菌の繁殖を防ぐなど薬効が優れている。

エジプトでもビールはあったが、ホップをつかったのは、中世ドイツの修道院からだ。

さて・・・
修道士たちは「純潔」「清貧」「従順」を誓願する。

それをどのように解釈するのか、現在の宗教問題を考える一助になると思う。
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203p引用

金とものを所有するのをやめることで、修道士たちは収入の心配から解放される。
中略

清貧とは、病的な支配欲や名誉欲を捨てること、贅沢や悪徳から離れることでもある。
中略

共同体を活性化させる生き方には、自ら性的に禁欲する「純潔」も大切だ。
純潔の解釈には、忠実、禁欲、控えめな態度、思考や感情の純粋さも含まれる。
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仏教でも「煩悩」の問題がある。
いつの時代でも、人々はこの問題に向き合ってきたのがわかる。

現在の「ミニマリスト」って所有しない人たちがいるよね。
宗教とは関係なく、自分にとって気持ちの良いライフスタイルを確立している。

あにゃーー、難しすぎてコメントができねぇ・・・思考停止にゃ。
なので、別の蘊蓄にGO!
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