バッカスの女神様の裏話(蘊蓄がもれちゃいます)

乾杯は毒殺予防だった!

218p引用

乾杯の起源

古代から敵を倒すための有効な手段に、毒を用いる方法があった。
中略

そこで、この種の攻撃から身を守るために乾杯の儀式が生まれたと言われている。

すなわち、ビールを飲む前に厚いジョッキを激しく打ち合わせ、お互いの中身が相手のジョッキに入るようにしたのだ。

そして乾杯に儀式を避けるものは疑われ、次のようなことわざが生まれたのである。

「ともにビールを飲みつつ食事をともにし、盃を打ち合わせて乾杯した者だけを信頼せよ」

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ほにゃーーー
乾杯って各国あるけど、そんな裏があるとは知らんかったよ・・・

親睦を強める、というより・・・
毒殺の疑いを未然に防止するための行動様式だったのか。

つまり、カチンとお上品にグラスを打ち合わせるのでなく、確実に自分の液体が相手のグラスに入るようにドッカーーーンと打ち合わせたわけね。

こぼれようが関係ない・・・毒殺されるよりましだもんね。

イタリアのメディチ家は毒薬を巧みに使った、という話を聞いたことがあるけどね。

乾杯も「命をかける儀式」だったのか?

笑顔の裏に忍び寄る殺意・・・サスペンスが書けそうだぞ、書けないけど・・・書けたらいいな。
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