(一)この世界ごと愛したい
相手は待ってはくれないだろうし。
ここでメソメソしてても始まらない。
「よし!明日に備えて寝よう!」
「明日、とりあえず王子の部屋寄って一旦ここに連れてくるな。」
「了解ー。」
しばらく三人で過ごす時間が増えそうだ。
るうが部屋を出てから、窓から中庭を見てみる。
…そういえば、薬草だったんだ。
ほぼ毎日お世話してたもんね。余程、大事な薬草なのか。貴重なものなのか。
今度効能を聞いてみようと思った。
ハルに効く薬だと嬉しいな…なんて考えながら私はベッドに移動し眠りについた。