(一)この世界ごと愛したい




「るうおまたせー。」


「ああ。」


「あとは私がやっとくね。るう休憩しておいで。」


「…お前、それ全部読む気か?」



抱えた本の山を見て、驚くるう。


本は一旦机に置いて私は仕事に取り掛かる。


復興自体は時間の問題だ。大体の見通しは立った。負傷した兵たちが想定以上に頑張ってくれている。



問題は、軍事の方だな。




ママの功績で生き残った者は多かったが、それでもやっぱり、失ったものも…大きかった。




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