(一)この世界ごと愛したい
置物集める趣味あったっけ?
「るうそんなの好きだっけ?」
「とりあえず金に変えてお前の服と、鍛冶屋は二人分だけど。それとリンが好きそうな本でもあれば買いに行こうかと思ってる。」
もうなんかごめん!?
私のことばっかりじゃん!?
「る、るう!これも持ってって!るうがほしい物もなにか買ってきて!!」
「俺の?」
「うんうん。」
「ほしい物…か。」
るうは一先ず分かったと、私が差し出した金品も受け取った。
これくらい許してね、トキさん。
「じゃあ俺、金に変えてくる。」
「うん。」
るうは軽い足取りで、街へ向かった。
私は一人で部屋に残り。何をしようかと考えて、久々に本でも読もうと思い立つ。
戦のゴタゴタで全然読めないから、一旦全て書庫に返してしまった本達を迎えに行こう。