氷河ちゃんは面倒くさがり
「それ、話していいんですか?」

「あ、そうだった」



そうだったって‥。大丈夫なのかな?
凄く呑気な人だと思うのに、初めて会った時のオーラと極道の人、という事実が呑気な人という事を飲み込ませてくれない


あー面倒くさい!!


知られたくないなら話さないでください。
もうやだ‥。今日空手休めばよかった。そしたらこんな面倒くさい事に巻き込ませないで済んだのに。
自分の悪運の強さを呪うわ‥。




「内緒にしといて?じゃないと、」


ぞわっと背筋が凍る。常に出していた胡散臭い笑みを引っ込めて、正に“極道”の人の顔になる月宮さん。
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