振り向いて欲しくて〜初恋は甘くてちょっとほろ苦い〜
はぁ、はぁ……



こ、これ、何がゆっくり登山コースなの!?全然きついんですけど!?



運動音痴の私は足が長くてスタイルがいい瀬川くんたちに追いつけるわけもなく、みんなから5メートル以上離れたところを歩いていた。



松浦さんは瀬川くんの隣にピッタリとくっついていて、楽しそうにしている。



すると高橋くんが私が遅れていることに気づき、こっちまで来てくれた。



「鈴宮さん大丈夫?俺でもちょっときついもん」



「あ…うん、ありがとう。大丈夫だよ。」



高橋くんは私を気遣って私の歩くペースに合わせて、たくさんの話をしてくれた。



「鈴宮さんって大人しそうだよね。前から話してみたかったんだ。」



とか、前で歩く松浦さんたちをみて、



「あの二人仲良さそうだよね。付き合ってるのかな?」



とか。



私から見ると,松浦さんが一方的に話しかけていて,瀬川くんがずっと無視しているようにしか見えないのだけれども…



まぁ側から見たら美男美女のお似合いカップルだよね。



なんておもっていた。
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