海よりも深くて波よりも透明
次は夏葉のお父さんだ。
夏葉のお父さんとは会ったことがないからさらに緊張マックス…。
しかも夏葉自体もあんまりお父さんと関わりがないみたいだし。
夏葉には、わざわざ会わなくていいと言われた。
だけど、あたしとしてはやっぱり結婚する人の親御さんには会わないと気が済まなくて。
夏葉も会うのが何年ぶりかになるお父さんに会いに行った。
待ち合わせの喫茶店でしばらく待っていると、すごく背の高いダンディなおじさまが入ってきた。
絶対に…夏葉のパパだ!
夏葉が「親父」とそのおじさまに声をかけた。
やっぱり!
呼びかけられたお父さんは、夏葉の声にこちらを向き、そのダンディさからは考えられないくらい相好を崩した。
なんかかわいい…。
なんて、彼氏の父親に失礼か…。
あたしたちの目の前に座ったお父さんに、あたしは「はじめまして。夏葉さんとお付き合いをさせていただいている、岩崎 穂風と言います…」とあいさつした。
夏葉のお父さんは穏やかな優しい顔でうなずいた。
「夏葉の父の、森田です。今日はこうやって会ってくれてありがとう」
「いえ、お会いできてうれしいです!」
「夏葉とこうして会うのもなかなかないから、こういう機会に会ってくれてすごく嬉しいよ」
夏葉の顔を見ると、夏葉もなんとなく優しい顔。
会っても話すことなくて気まずいから会ってないって言ってたけど、やっぱり親なんだね。
「私は今…大学2年生なんですけど、大学を卒業したら、夏葉さんと結婚したいと思っています」
あたしのその言葉にも、お父さんは微笑みながらうなずいた。
「父親として何もしてやれなかったけど…夏葉は俺の自慢の息子です。末永くよろしくしてやってください」
そう言ってあたしにお辞儀をした。
こういうとき、どうしていいか分からない。
あたしは「ありがとうございます」と言って微笑んだ。
お父さんは、夏葉の方を見た。
「良い人と出会ったんだね」
「ああ」
「幸せに…なれよ」
お父さんの親心が伝わってくる。
夏葉とはあんまり会えなくてきっと寂しかったんだろうな。
それでもこうやって、あたしという存在がこの2人の縁になってくれたら嬉しい。
こうしてあたしたちの親への挨拶は終了した。
夏葉のお父さんとは会ったことがないからさらに緊張マックス…。
しかも夏葉自体もあんまりお父さんと関わりがないみたいだし。
夏葉には、わざわざ会わなくていいと言われた。
だけど、あたしとしてはやっぱり結婚する人の親御さんには会わないと気が済まなくて。
夏葉も会うのが何年ぶりかになるお父さんに会いに行った。
待ち合わせの喫茶店でしばらく待っていると、すごく背の高いダンディなおじさまが入ってきた。
絶対に…夏葉のパパだ!
夏葉が「親父」とそのおじさまに声をかけた。
やっぱり!
呼びかけられたお父さんは、夏葉の声にこちらを向き、そのダンディさからは考えられないくらい相好を崩した。
なんかかわいい…。
なんて、彼氏の父親に失礼か…。
あたしたちの目の前に座ったお父さんに、あたしは「はじめまして。夏葉さんとお付き合いをさせていただいている、岩崎 穂風と言います…」とあいさつした。
夏葉のお父さんは穏やかな優しい顔でうなずいた。
「夏葉の父の、森田です。今日はこうやって会ってくれてありがとう」
「いえ、お会いできてうれしいです!」
「夏葉とこうして会うのもなかなかないから、こういう機会に会ってくれてすごく嬉しいよ」
夏葉の顔を見ると、夏葉もなんとなく優しい顔。
会っても話すことなくて気まずいから会ってないって言ってたけど、やっぱり親なんだね。
「私は今…大学2年生なんですけど、大学を卒業したら、夏葉さんと結婚したいと思っています」
あたしのその言葉にも、お父さんは微笑みながらうなずいた。
「父親として何もしてやれなかったけど…夏葉は俺の自慢の息子です。末永くよろしくしてやってください」
そう言ってあたしにお辞儀をした。
こういうとき、どうしていいか分からない。
あたしは「ありがとうございます」と言って微笑んだ。
お父さんは、夏葉の方を見た。
「良い人と出会ったんだね」
「ああ」
「幸せに…なれよ」
お父さんの親心が伝わってくる。
夏葉とはあんまり会えなくてきっと寂しかったんだろうな。
それでもこうやって、あたしという存在がこの2人の縁になってくれたら嬉しい。
こうしてあたしたちの親への挨拶は終了した。