The previous night of the world revolution
心の痛みを全部吐き出した後は、俺はもう本当に空っぽになった。

泣くことが出来ても、それで前を向いて生きられる訳ではない。

相変わらず、未来は見えなかった。

「…なぁ、ルシファー」

俺の背中を擦りながら、ルルシーが言った。

「もし、良ければ…もし良ければだが、『青薔薇連合会』に入らないか?」

「…」

俺は何も答えなかった。これから先のことなんて、何も考えられなかった。

「…まぁ、それはじっくり考えてみてくれれば良い。どちらにしても、俺はお前を見捨てないから。前助けてくれた恩もある。何ヵ月かかっても、何年かかっても良い。いつか、元気になってくれる日を…俺はずっと待ってるから」

そんな日が、果たして訪れるのか。

永遠に来ないような気がする。

「…待ってるからな。ルシファー」

それなのに、ルルシーはまだ、馬鹿みたいに俺のことを信じていた。

出来ることなら、彼の期待に応えたかった。彼はまだ、俺が立ち直れると信じている。

俺だって立ち直れるものなら立ち直りたかった。

でも、今はそんなことは…とても出来そうになかった。

ルルシーが支えてくれている手前、死にたい気持ちは幾分か薄れたが…。しかし、それで生きていけるほど、甘くはなかった。
< 313 / 626 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop