140字小説・百合
上品シルエットのコート。

上品シルエットのコート。

服にはお金をかけてこなかった。

太っていることがコンプレックスで皆みたいにおしゃれを楽しむことは出来なかった。

ダイエットにも挑戦したけど…。

そんな私が一目惚れしたお高めのコート。

優しい店員さんが着方を教えてくれた。

鏡に映った自分はキラキラしていた。

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