初めてはマカロンより甘くして


だから........................



(..................あっ、やばっ、)



心の中で、そう思った時には遅くて。



「............み、ゆ、ちゃん、が僕を、すき?」



私をほんの少し離して、
顔が見えるようにして、ぱちぱちとまばたきをしてる壮介。



そんな壮介が可愛くて仕方なくて。



「っ、うん。壮介が好き」



改めてちゃんと口にする私。



すると..............................



「............わわわわわ!み、ゆ、ちゃん、」



女の子のように、
顔を隠しながら、顔を真っ赤にしてる壮介。



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